寸志滑稽噺百席其の十一 ねたおろしは「意地くらべ」でした

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昨日は神楽坂・香音里にて「寸志滑稽噺百席 其の十一」であった。

演目は、以下のとおり。

意地くらべ

やかん

(仲入り)

目黒の秋刀魚

この会は毎回ねたおろしを一本お約束しているのだが、其の十一は「意地くらべ」である。強情者ばかりが出てきて借金の三十円を巡って意地の張り合いになり、というお話。四代目柳家小さん起源なのかな。あまり遭遇する機会のない噺で、私はおととしくらいに柳家のどなたか(小袁治か)で聴いて以来だったように思う。後半に家のあるじの息子がすき焼きのために肉を買いに行く展開があって、そのへんの明治・大正っぽい感じが好き。「カツレツ」とか「ホームラン」とか、あのへんの噺がもっと高座に掛けられたらいいのにな、と思うのである。まあ、やり手はあまりいないだろうけど。

「やかん」は寸志さんがよくかける噺で、先生の「よく来たな愚者」というフレーズが好き。「目黒の秋刀魚」は師匠の十八番で、談四楼さんは遠駆けのところで必ず「ハイヨー、シルバー」というローンレンジャーねたを入れるのだが、さすがにそこは継承せず。最後の殿様のしょんぼりした感じで笑う。

毎回三席ずつ積み重ねていく落語会、今回でようやく三十三、つまり百席の三分の一に到達する。百席は遠い遠いと思っていたが、今年あと三つ、来年十八席を積むので五十の折り返し点に来るのである。どうしよう。半分まで来たら何か、特別な回でもやりますかね、寸志さん。

ちなみに次回は十二月十八日(水)である。具体的なねたはまだわからないが、次回は「バレ噺特集」つまりすべて下がかった噺になることが決定している。バレ噺の会をお聴きになった経験のある方はそれほど多くないと思うので、よろしかったらぜひお試しください。

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