杉江松恋不善閑居 自粛生活31日目「あなたの蔵書は何トンですか」

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これは何かというと岩船山なのである。重い=岩ということで。数々の特撮番組のロケ地だ。

5月8日

本に関するアンケート、昨日のお題は自宅にある本はどのくらいか、というものだった。ものにもよると思うが、本棚1段がダンボール1箱、1箱が20kgという目安で考えてもらっている。回答数は425だった。

「段ボール1~50箱程度(1t)」64.9%

「段ボール51~150箱程度(3t)」24.2%

「段ボール151~300箱程度(6t)」4.2%

「考えるのも恐ろしいが6t以上は確実にある」6.6%

上記は少し多めだが、このくらいと思っていればいいのではないかという目安である。アンケートの結果で言うと、65%の方がご自分の蔵書は1t未満と見積もっていることになる。本当に大丈夫ですか。希望的観測ということはないですか。こういうのは引っ越してみないと本当の量というのはわからないものである。ちなみにさっき、本を10箱分詰めてみた。来週の月曜日に家具の入れ替えをするため、一時的に床に生えた本を避難させる必要があり、持ちやすいように箱詰めしたのである。だいたいこのくらいかな、と思う量が10箱でぴったりだった。二郎でいうと大で野菜マシぐらいはいけるかなと思っていても、いや、野菜マシにするなら大は止めておこう、と控えめに見積もったくらいが、あなたの本が箱に収まる分量である。わかりにくい喩えで申し訳ない。

しのはは@手洗いうがいさん「家業柄本を収納する場所がいくらでもあり、先祖代々の本が保管されてるので6t以上確実にあります 自分個人だと3t程度かなー」のように恵まれた環境でない限り、だいたい多くても200~300箱くらいというのが日本の個人宅の上限ではないかと思う。それ以外は何かを犠牲にすることになるため、定期的に処分するわけだ。もしくは引っ越しのときに減らさざるをえなくなる。

中野善夫さん「10年前の引越しのときに200箱だったから、それくらいではないかと思います。千冊くらいはpdf化して、雑誌等を数百冊処分している分くらいは増えたかも、という感じで」

円堂都司昭@『ディストピア・フィクション論』さん「数年前に引っ越した時、かなりの割合を思いきって処分したつもりでも30箱くらいは持ちこんだ。その後の増加からすると、100箱弱くらいか。本が増えるからといって部屋の面積は増えないので毎月1箱強は処分してます」

柴田よしきさん「最大値は2万冊くらいだったので、仕事場借りて鉄筋マンションの2部屋に詰め込んでましたが、引越しを繰り返すたびに意図的に減らして、昨年の引越し時にはダンボールで60箱程度まで減ってました。今また増えつつあるので、年末にまた減らします。今は木造暮らしなので、本の重さで床がヤバイw」

以上の方のご回答はやはり引っ越しが契機になって総量を制限された例である。また、三橋暁さん「近所と遠方に倉庫を一つづつ借りてて、残る手元に置く分をなんとか6畳ひと間に収めるため、死にそうな努力をしています」のように、引っ越しはされなくても倉庫などで外に出して自宅内の本を減らしている場合もある。私も倉庫を使っていて、だいたい40箱ぐらいが外に眠っている。これは定期的に引き出して中身の入れ替えをしているのだが、今回のコロナ騒ぎで業者が休んでしまい、えらいことになった。

昨日も書いたとおり、拙宅の書棚は20台×8棚=160箱分が当初の設計時に想定していた収容能力で、到底それでは追いつかなくなり、棚を増量したのと庭にある物置に移動させたのを合わせると、だいたい250箱から300箱の間が自宅にある計算である。これでもかなり処分するほうなので、同業者の中では比較的本が少ないほうだと思っている。大丈夫ですか、みなさん。何べんも聞きますが、希望的観測で過少報告してないですか。

よしだまさしさん「正直、よく分からないのですが、20年前に引っ越してくるときに2トントラックだったので、6トン以上あるってことになるのですかねえ。うーん、見当つかないです」

masirokifujiさん「開かずの押し入れとその他に。押し入れの下の段は床下が抜けましたので恐ろしくて何年も覗いた事がありません。重さは考えたくないですね」

などのご回答をいくつかいただいた。恐ろしいことになるかもしれないがご確認してみてはいかがか。

自粛生活31日目

上にも書いたように家具を入れるために本を10箱詰めたが、ぎっくり腰気味なので危険を冒せず、一日それにかかってしまった。10箱のうち2箱分ぐらいはたぶん要らない本だと思う。早く放出したいのだが、6月のみちくさ市は開催されるのだろうか。であれば、私も出店希望です。お安くするのでぜひ持って帰っていただきたい。

街が自粛解禁ムードになっていて、買い物に出たときに思わず少し警戒してしまう。昼飲みで出来上がっている人もちらほら見かけるし。もしかしたらあそこもかしら、と見にいった古本屋はやはり休業続行中だった。均一棚で本を拾えるのはいつの日か。

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