杉江松恋不善閑居 第七回博麗神社秋季例大祭新刊『博麗霊夢、お帰りなさい』

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コロナ禍で春の例大祭が中止になったため、一年も間が空いてしまった。杉江松恋の個人サークル〈腋巫女愛〉は、博麗神社秋季例大祭に出展して〈博麗霊夢の日々〉シリーズの13作目になる最新刊、『博麗霊夢、お帰りなさい』を頒布開始します。ブースは西1号館さ02ab(会場を入って右に進み、さらに右に曲がって奥から2番目の列)、頒布価格は500円です。今回も表紙は〈赤色バニラ〉くまさん、編集は〈日々徒然。〉の古翠さんにお願いしました。お二人ともご多忙の中を協力くださってありがとうございます。

〈博麗霊夢の日々〉は、幻想郷の素敵な巫女・博麗霊夢を主人公としてとにかくかっこよく書くということだけを考えて続けているシリーズです。のどかな日常の中に突如迫りくる非日常の影を、毎回ゲストキャラクターを替えながら書いています。今回のゲストは、そういえば一度も出したことがなかったレティ・ホワイトロック。冬の妖怪ですが、夏の話です。

収録作は二篇。

「願わくば花の下にて」

時間的には原作『東方妖々夢』の前日譚となる話です。眠りに就くべきときが来たはずなのに、いつまでも冬が終わらないことに不審の念を抱くレティ・ホワイトロック。その前にある人物が現れ、意外なことを依頼してきます。章題は西行の「願はくば花の下にて春死なむその如月の望月の頃」から。

「捨てぬ人こそ捨つるなりけれ」

これも章題は西行「身を捨つる人はまことに捨つるかは捨てぬ人こそ捨つるなりけれ」から採りました。前の話から結構時が経ったある日、里山に遊びにきた子供を驚かそうと、多々良小傘が足を忍ばせて近づく場面から始まります。謎の眠りが訪れる奇病「ネルナの病」が蔓延する里を救おうと、霧雨魔理沙はあることを決意しますが、というお話。いつもの〈博麗霊夢の日々〉とはちょっと違うトーンで書いたのでどう読んでいただけるかよくわからないのですが、とりあえず書きたい博麗霊夢を書けたのでまあ、いいや。

執筆前にくまさんに「霊夢が両手を広げてお帰りなさいと言っている場面」をお願いしたのですが、ばっちりイメージ通りに描いてくださいました。大感謝。実は他にも表紙画をお願いしていて、そっちは紅楼夢に出したかったのですが、さすがに短期間で2本は無理で落としてしまいました。しかし話自体は作っているので、近いうちにどこかでご覧いただきたいと思っています。

〈博麗霊夢の日々〉、とりあえずあと2本は挨拶シリーズで続ける予定です。そろそろ挨拶の種類がなくなってきたので、それが尽きたらどうしたらいいんだろうか。

というようなわけで、秋季例大祭でお待ちしております。みなさんがイベントを楽しんでいただけますように。そして、よかったら〈腋巫女愛〉ブースにもお立ち寄りください。

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