水道橋博士 一覧

小説の問題vol.36「かっこ悪くてかっこいいこと」 浅草キッド『お笑い男の星座』・逢坂剛『しのびよる月』

小説におけるかっこいい町とかっこわるい町というのがあるように思うのです。 たとえば、一昔前だったら、六本木は疑いようもなくかっこいい町だったろうけど、今臆面もなく六本木をかっこよく書くのはかっこ悪いことである。逆に本郷あたりを書くのは、少しばかりかっこいいかもしれない。つまり洗練された、常時かっこいい町というものが、東京には存在しなくな...

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芸人本書く列伝classic vol.19 樋口毅宏『タモリ論』~メルマ旬報連載を辞めるつもりだった原稿

芸人本書く列伝classic vol.19 樋口毅宏『タモリ論』~メルマ旬報連載を辞めるつもりだった原稿

以下の原稿では樋口毅宏『タモリ論』をとりあげている。水道橋博士から、全連載で同書についてなんらかの形で書いてもらいたいという要請があったのだ。樋口氏はメルマ旬報の連載陣の一人であったので、その形で応援しようということである。 実はこのとき、メルマ旬報の連載を辞めるつもりでいた。正確に言えば、この原稿を送ってもし掲載を断られたら辞意を申し出るつもりでいた...

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芸人本書く列伝classic vol.12 園子温『非道に生きる』

芸人本書く列伝classic vol.12 園子温『非道に生きる』

4月30日に映画監督の園子温氏が水道橋博士と組んで芸人デビューを果たすという(注:2013年当時)。これを聞いて最初に思ったことをまず書かせていただく。 立川流かよ! Bコースかよ! 立川流Bコースについてこのメルマガを読んでいる方に説明する必要はないかもしれないが一応。七代目立川談志(故人)が1983年に落...

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芸人本書く列伝classic vol.11 みうらじゅん『キャラ立ち民俗学』

芸人本書く列伝classic vol.11 みうらじゅん『キャラ立ち民俗学』

当初は水道橋博士編集長が本を選んで私が読んで書評、それに応える形で博士が課題書を読む、という往復書簡のような企図だったこの連載。しかし、多忙な博士に毎回その本を読む時間を取ってもらうというところに無理があった(当時は月2回刊だった)。また、博士の挙げる本の中に、自分だったらわざわざ書評しないものが含まれていたことも事実である。そういう縛りを受けて連載をやると...

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芸人本書く列伝classic vol.5 水道橋博士『藝人春秋』

芸人本書く列伝classic vol.5 水道橋博士『藝人春秋』

下記の文章は「水道橋博士のメルマ旬報」に掲載されたものだが、初出はエキサイトレビューである。公開した後で博士と話す機会があり、あれをぜひメルマ旬報に、という要請があったので再掲することになった。ただし、そのまま載せるだけでは原稿料の二度取りみたいであまりにも芸がない。そこで、エキサイトレビューへの発表時には内容に一般性がないと考えてあえて書かなかったことを追...

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芸人本書く列伝classic vol.01 谷川貞治『平謝り』

芸人本書く列伝classic vol.01 谷川貞治『平謝り』

「水道橋博士のメルマ旬報」に寄稿し始めて、もう6年になる。「メルマ旬報」はその名のとおり、ルポルタージュ芸人の水道橋博士が編集長を務めるメールマガジンで、定期刊行されているものではおそらく国内最多の執筆陣、最大の規模を誇る。なにしろ、あまりに多すぎて一号では配信しきれず、「め」「る」「ま」の三組に分かれて月三回配信になっているほどだ(それで本当に旬報になった...

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チミの犠牲はムダにしない! その2『本業』水道橋博士

チミの犠牲はムダにしない! その2『本業』水道橋博士

『本業』水道橋博士(ロッキングオン) 5年前、BS地上波の放送が開始されたばかりのころ、BSフジで放映された「お台場トレンド株式情報」という番組に月1回のペースでコメンテーターとして出演していたことがある。この番組、土曜日の19時から22時という恵まれた時間帯の放映であったにもかかわらず、周囲でほとんど観ているという人の声を聞かなかった。またB...

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