過去仕事 一覧

チミの犠牲はムダにしない! その7『日本文学ふいんき語り』麻野一哉・飯田和敏・米光一成

杉江松恋のチミの犠牲はムダにしない 第7回 『日本文学ふいんき語り』麻野一哉・飯田和敏・米光一成(双葉社)  中学校のころさ、国語の授業ってなんか嫌じゃなかった? あえて中学生風に書き出してみました。でもどうだろう、国語の授業。好きだったという人はあまりいないのじゃないかしら。私の考えでは、嫌いな理由というのは二種類ある。一...

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チミの犠牲はムダにしない! その6『悪趣味ゲーム紀行』がっぷ獅子丸

チミの犠牲はムダにしない! その6『悪趣味ゲーム紀行』がっぷ獅子丸

杉江松恋のチミの犠牲はムダにしない 第6回 『悪趣味ゲーム紀行』がっぷ獅子丸(マイクロデザイン)  私はゲーム業界についてよく知らない。その業界で働いている知人もあまりいないのである。この欄で次回取り上げる予定の『日本文学ふいんき語り』(双葉社)の著者である米光一成さんが、存じ上げている中ではもっとも有名なゲーム関係者なのだが、よく考えた...

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チミの犠牲はムダにしない! その5『ショージ君の青春記』東海林さだお

チミの犠牲はムダにしない! その5『ショージ君の青春記』東海林さだお

「杉江松恋のチミの犠牲はムダにしない」 第5回「ショージ君の青春記」東海林さだお(文春文庫) 『ワルボロ』刊行以後、立川をはじめとする東京・三多摩地区に対する世間の注目度は高まる一方である(という気がする)。立川といえば少し前に『たのしい中央線』というムックが太田出版から出ていて、巻頭にゲッツ板谷・西原理恵子の立川対談が収められていた。あ...

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チミの犠牲はムダにしない! その4『ナポリタン』上野玲

チミの犠牲はムダにしない! その4『ナポリタン』上野玲

「ゲッツ板谷マンション」の原稿、どういうわけか第3回のものが見当たらない。そのうちに出てくると思うので、第4回原稿を先に掲載する。別に順番を追って読んでいただく意味はないからだ。 =============================== 杉江松恋のチミの犠牲はムダにしない 第4回 『ナポリタン』上野玲(扶桑社)  変なも...

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チミの犠牲はムダにしない! その2『本業』水道橋博士

チミの犠牲はムダにしない! その2『本業』水道橋博士

『本業』水道橋博士(ロッキングオン) 5年前、BS地上波の放送が開始されたばかりのころ、BSフジで放映された「お台場トレンド株式情報」という番組に月1回のペースでコメンテーターとして出演していたことがある。この番組、土曜日の19時から22時という恵まれた時間帯の放映であったにもかかわらず、周囲でほとんど観ているという人の声を聞かなかった。またB...

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チミの犠牲はムダにしない! その1『破壊から始めよう』橋本真也

チミの犠牲はムダにしない! その1『破壊から始めよう』橋本真也

 かつて、ライターのゲッツ板谷さんが主催していた「ゲッツ板谷マンション」というサイトがあった。ゲッツ板谷さんが知り合いのおもしろい人たちに執筆の場を与えるという目的で作られたもので、漫画家の沖田×華さんなども描いていた時期がある。ゲッツさんが病気をされたこともあって現在は閉鎖してしまっているのだが、私もそこに「杉江松恋のチミの犠牲はムダにしない!」というタイ...

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小説の問題 「考えすぎてしまう人たち」朝倉かすみとヒラリー・ウォー

小説の問題 「考えすぎてしまう人たち」朝倉かすみとヒラリー・ウォー

 あれ、話のマクラでスモール・フェイセスに触れている。今回の「小説の問題は」「問題小説」2006年3月号からの再録なのだが、なんでそんな話を振ったのかまったく覚えていない。このころは何度目かの個人的なロックブームだったのかもしれない。旧い原稿を漁ると、こういうことがよくわる。10年前の自分が考えていたことなんて、よくわからないものだ。  このときの原稿...

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小説の問題「風に舞った花びらが水面をうがつように」中島たい子と益田ミリと佐藤正午

小説の問題「風に舞った花びらが水面をうがつように」中島たい子と益田ミリと佐藤正午

「問題小説」(徳間書店)連載のBOOKSTAGEページから旧稿を発掘する「小説の問題」、今回は2008年3月号だ。  連載でマンガを扱うことは珍しかったのだが、この回では益田ミリの『結婚しなくていいですか。』を扱っている。4コマを連ねることによって長篇の話になるという作品で、人物の感情描写に関心を持って、この技巧を文章で説明できないか、と考えたのが出発...

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小説の問題「口で言うほど易しくない」今野敏と笹生陽子

小説の問題「口で言うほど易しくない」今野敏と笹生陽子

今回の「小説の問題」は「問題小説」2005年8月号からの再録である。 前回までお目にかけていた原稿は3作紹介パターンの時代だったが、連載中期のこのころは新作1+文庫化作品1の計2冊を紹介する形だった。10年以上前なので、今から見ると下手すぎて正視できないような回もある。その中から、これならなんとか、というものを選んできた。今野敏はまだ『隠蔽捜査』を書く...

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小説の問題「そこにいてもいいの、とあなたは聞く」辻村深月と長嶋有と伊集院静

小説の問題「そこにいてもいいの、とあなたは聞く」辻村深月と長嶋有と伊集院静

「問題小説」の書評欄はBOOKSTAGEという名称だった。 最初は1ページで新刊1冊の書評、そのあと新刊+文庫か新書の旧刊を1冊ずつで複数ページという形になった。やがて新刊の数が2冊になって、最終的には計3冊で4ページという形式に落ち着いた。 複数冊を同時に書評するのは、個人的にはとても難しく感じる。共通テーマを見いだそうとするあまりに、書評に本...

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